国家公務員の官舎(宿舎)でペットを飼いたい、と思っている方もいると思います。
ペットといっても犬や猫の他に、ハムスターなどの小動物、金魚や熱帯魚など、様々です。
また官舎も借り上げ宿舎に住む場合もあります。
今回は官舎とペットについて、お話しします。
どんなペットも禁止なの?
官舎に住む予定だけど、ペットを飼いたい…。
既に官舎に住んでいるけど、これからペットを飼いたい、という方もいると思います。
結論からお話ししますが…
官舎では基本的に、犬や猫は飼うことはできません。
犬や猫を飼っている職員は、一軒家などを購入している方以外は、自分でマンションやアパートなどを借りています。
とはいえペットといっても、ハムスターやリス、うさぎなどの小動物、カメ、金魚やメダカなど様々です。
小動物や水槽などは、認められる場合もあります。
実際に許可されていた官舎で、金魚などを飼っている方もいました。
一方で小鳥など、鳴き声がして周囲の迷惑になるような場合は、禁止されているケースが多いです。
官舎に入ると、規定が書かれた冊子などが置かれています。
そこにペットの項目もあり、小動物や水槽などの規定も書かれています。
規定が見当たらなかったり、この動物はOKなのか等、あいまいなことがあれば、管理人さんに聞いてみましょう。
これから官舎に入る方は、担当者に確認しておくと安心です。
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借り上げ宿舎の場合
また公務員やその家族だけが住んでいる官舎だけではなく、借り上げ宿舎に入る場合もあります。
借り上げ宿舎は、民間のアパートやマンションの一部を借り上げているので、民間企業の方や学生さんなども住んでいます。
「あっ!○階の人は、犬を飼っている!?」
…と、偶然見かけてしまうこともあるかと思います。
それなら飼ってもいいのでは?と思いますが、あくまでも借り上げ宿舎なので、やはり許可が必要になります。
まずは職場の担当者に問い合わせて、
「大家さんの許可を得られれば…。」
と、ペットによっては、言われる場合もあります。
さらに大家さんに許可をもらえれば、可能だと思います。
ですが、民間のアパートやマンション自体、小動物を飼育するのに許可が必要だったり、水槽も大きさや重さの制限があるところもあります。
参考:賃貸で小動物の飼育や水槽の設置はOK?確認しておきたいことは?
自分で物件を借りる場合
現在ペット可のアパートやマンションも、増えてきました。
ですが、そもそも官舎は職員側で選ぶことができないので、指定されたところになってしまいます。
これから官舎に入る方で、犬や猫を飼う予定のある方は、自分でペットが許可されている物件を選んだほうが安心です。
上記で述べましたが、小動物や水槽なども、制限のある民間の物件もありますので、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
官舎に住む場合、指定された場所になりますが、物件を探す手間はありません。
一方で安く住めるメリットはありますが、官舎(特に借り上げではない宿舎)に入ると、住んでからも当番があるなど、正直面倒なこともあります。
(賃貸物件でもあるところはありますが…。)
自分で物件を探す場合、保証人をどうするかなど、いろいろ手間がかかることもありますが、賃貸の場合、現在でも住居手当はもらえます。
(上限はあります。)
それゆえ、ペットが好き!ペットと一緒に暮らしたい!という方は、やはり自分で物件を探して住むのもアリだと思います。
参考:官舎に住みたくないと思ったら?メリット、デメリットを考える
まとめ
国家公務員の官舎に住むなら、基本的に犬や猫は飼うことができません。
小動物や水槽などは、許可が得られれば飼えますが、鳴き声がするペットなどは、禁止されているところが多いです。
このペットは可能なのか等、あいまいな部分があれば、職場の担当者や、管理人に確認してみましょう。
借り上げ宿舎の場合、民間のアパートやマンションを借り上げているので、学生さんや民間企業の方が住んでいる場合もあります。
たまたま別の人が飼っているのを見かけたとしても、あくまでも借り上げ宿舎なので、この場合もまずは担当者に確認が必要になります。
賃貸の場合、上限はありますが、住居手当をもらえるので、ペットと暮らしたい方は、自分で物件を探すというのも方法の一つです。
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