私は官舎にずっと住んでいましたが…
その後、賃貸物件に住んでいます。
賃貸物件に住むようになった理由や、官舎、賃貸物件のそれぞれのメリット、デメリットについて書きます。
官舎から賃貸物件へ
官舎といっても、合同宿舎、省庁別宿舎など、種類があります。
また以前の記事で取り上げましたが、借り上げ宿舎もあります。
借り上げ宿舎は、国や地方自治体が民間のアパートやマンションなどを借り上げた宿舎です。
私は官舎に11年住んでいました。
合同宿舎の他、借り上げ宿舎にも住んでいました。
でもその後、自分で物件を探して、民間の賃貸物件に住んでいます。
まずは官舎に住むメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。
スポンサーリンク
官舎に住むメリット、デメリット
・家賃が安い。給与天引きなので楽。
・転勤になっても、次の宿舎を準備してくれる。
・宿舎規則などがあり、自由が利かない面もある。
・官舎を自由に選べない。
上記で述べた通り、借り上げ宿舎の場合、住むのは民間のアパートやマンションなどです。
住民は民間の方が多く、合同宿舎や省庁別宿舎ほど、ルールは厳しくないです。
住む場所によっては、賃貸物件と同じように住めます。
官舎の希望は通らない?
官舎に住むメリットとして、家賃が安いというのは、特に魅力的ではないでしょうか。
その分、貯金もできるので、家を買う方もいます。
宿舎のルールや住む場所にはこだわりがないなら、とても助かると思います。
私もその安さに魅力を感じ、ずっと住んできました。
とはいえ…こちらで官舎を自由に選べるわけではありません。
こんな間取りがいい、2階がいい、角部屋がいい…という希望は基本的に通りません。
このあたりの地区に住みたい、という希望もなかなか難しいです。
家族が多いのに、指定された官舎が極端に狭いなど、理由があれば相談することは可能ですが…。
賃貸物件に住むようになった理由は?
私が賃貸物件に住むようになった一番の理由は、自由が利かなかったことです。
家賃が安かったのは魅力的でしたが、宿舎のルールが厳しい、自由に部屋を選びたい、と個人的に思うようになり、賃貸物件を探すようになりました。
掃除や草むしりがあるなど、正直面倒なこともありました。
物件もお風呂がもう少し広いほうがいいなど、こだわりもありました。
借り上げ宿舎では、キッチンがかなり狭かったところもあったり…。
官舎もずっと住んでいれば慣れてきますが、賃貸物件に住んでみると、また違うなぁと感じます。
では自分で賃貸物件を探して住む場合のメリット、デメリットについて書きます。
自分で物件を借りる場合のメリット、デメリット
・住む場所や好みの間取りなど、自由に選べる。
・ペットを飼っていても、ペットOKの賃貸物件を探せばいい。
・引っ越しの時、自分で物件を探す必要がある。手続きが面倒な時も。
・引っ越す時の仲介手数料など、官舎よりも費用がかかる。
特に国家公務員は転勤が多いので、引っ越すたびに物件を探すのは大変だったりもします。
短い期間で物件を探さなければならない時も…。
参考:転勤の引っ越し費用の負担は?スムーズに業者を選べるサービスは?
また賃貸物件を借りるなら、保証人を立てたり、手続きも時間がかかったり、面倒なこともあります。
(保証人なしで契約できる物件もあります。)
住宅手当がもらえるので助かりますが、やはり物件を自分で借りるとなると、いろいろ費用がかかります。
参考:公務員が住宅手当を夫婦で受ける場合、二重でもらえるの?
賃貸物件でもマナーを守ることは大切です。
とはいえ、個人的に自由に住む場所を選べるようになったのは大きいです。
官舎に住んでいた時は気にすることも多かったですが、自由度は増しました。
最初は家賃ばかり気にしていましたが、住む家はできるだけしばられなかったり、くつろげる場所が一番です。
それゆえ最近は、自分で物件を探すのもアリだと思っています。
ペットについての記事です。
参考:国家公務員の宿舎でペットは飼えない?借り上げの場合も無理?
まとめ
官舎に住むメリットは、家賃の安さです。
一方でいろいろな面で、自由が利かない面もあります。
私は11年官舎に住んでいましたが、最近は自分で物件を借りて住むようになりました。
ですが官舎、賃貸物件にはそれぞれ、メリット、デメリットがあります。
両方を考慮して、検討してみると良いかと思います。
〈関連記事〉
公務員は海外旅行に行きやすい?実情はどうなの?どの国でも可能か