国家公務員の官舎に住みたくないと思ったら?メリットとデメリット

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私は官舎にずっと住んでいましたが、その後自分で探した賃貸物件に住んでいます。

賃貸物件に住むようになった理由や、メリット、デメリットについてお伝えしたいと思います。

自分で借りた物件のほうが楽!?

私は官舎に11年住んでいましたが、合同宿舎の他、借り上げ宿舎にも住んでいたこともあります。

でもその後は自分で物件を探して、民間の賃貸物件に住んでいます。

それなりの年数を住んでみて、自分で借りたほうが楽!と思ったからです。

理由は後程…(^^)/

まずは自分なりに感じた官舎のメリット、デメリットを大まかにお伝えしたいと思います。す。

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とにかく家賃が安い!

まずはメリットから。

官舎は安く住める!というのは私にとっても大きな魅力でした。

貯金もできるので、後々住宅を購入される方もいます。

私も結婚した当初は仕事が忙しかったので、家にいる時間も少なく住居にあまりこだわりはありませんでした。

お金は旅行などの趣味に使いたかったし、とにかく安く住めればそれで良いくらいにしか思っていませんでした。

なので当時は助かっていましたね。

入居時の初期費用を節約できる

賃貸物件の場合、入居時に仲介手数料や敷金などの初期費用がかかります。

官舎に住む場合は、これらの費用を節約できます。

初期費用も意外とかかりますからね。

ちなみに自分で探した物件に住む場合も同様ですが、現在は引っ越し代も3社見積もりで基本的に全額補助が出ます。

物件を探す手間がない!

官舎に引っ越すなら、自分で物件を探さなくてもいいので楽です。
物件を探すのも結構大変ですからね。

特に遠方の転勤になると短い期間で物件を探して、内見、契約をする必要があります。
実際に時間がなくて、納得した物件に住めなかったこともあります。

一方で官舎に住むなら住む場所を用意されるので、あとは引っ越し会社を契約して準備を進めることができます。

現状回復にお金がかかることもある

ここからデメリット。

安く住める官舎ですが、現状回復にお金がかかる場合もあります。

賃貸物件でも退去後に管理会社や大家さんの立ち合いはありますが、余程のことがなければだいたい敷金でまかなえると思います。

官舎で実際にあったことですが、もともとあったキズや汚れまで請求されたことも…(^^;

実は入居した時キズや汚れが気になった箇所があり、写真を撮っていました。

管理人さんが立ち会った時に写真を見せて、「これは最初からありました。」と言いましたが、「官舎の宿命です!」ときっぱり言われたこともあります。

管理人さんにもよるかとは思いますが、安い官舎に住むならこういうこともありえると思ってほしい…とのことです。

普通に生活していれば多額の請求はされないとは思いますが、管理人さんのお話しではかなりの額を支払われた方もいるとのことで、びっくりしたこともあります。

ですが入居時に気になる箇所があった場合、写真は撮っておいた方が後々言いやすいとは思います。

古い建物が多い

現状回復にお金がかかるとお伝えしましたが、官舎は古い建物が多いです。
中にはえっーーー、そんなに築年数が古いの!?という物件も!

ある地区に引っ越したとき、官舎が2つあると言われ両方とも古かったのですが、特に片方はかなり古いとのこと。
(築年数を聞いてびっくり!)

当然新しいほうが満室なわけで…かなり古い官舎を紹介された時もあります。

満室だと、どなたかが引っ越さない限り住めないですからね。

ふすまも古いですし、破れやすいです。

もし破れてしまったら、現状回復の対象になるので特にお子様がいらっしゃる方は大変かもしれません。

ネットもVDSL方式のところが多いですし、台所に隙間があったりと、冬はとても寒かった時もあります。

また私が住んでいた場所は南向きでしたが、前に同じ官舎が建っていたのであまり日当たりは良くなかったです。

一階で湿気や結露も多かったので、畳の黒ずみをいつも気にしていました。

これも指摘されました。

自由に官舎を選べない

官舎はこちらで自由に選べるわけではありません。

こんな間取りがいい、〇階がいい、角部屋がいいなど…希望は基本的に通りません。
このあたりの官舎に住みたい、という希望もほぼ無理です。

事前に内見もできず、間取りをもらえるだけなので、中に入るのは基本的に引っ越しの日になります。

でも家族が多いのに指定された官舎が極端に狭いなど、理由があれば相談することは可能です。

面倒なことも多い

官舎ではゴミステーションの掃除や、草むしりがあるなど面倒なこともあります。
半強制の状態…。

これは民間の賃貸で自治会に入っていると、ある場合もありますが…
特に同じ職場の方々が住んでいると思うと、気をつかうんです(^^;

たくさんの方々が住んでいるので、面識はほとんどありませんでしたが、同じ公務員の家族だと思うと気持ち的に違います。

私は現在民間の賃貸に住んでいますが、町内会費はアパートで引かれている状態です。
これについては改めて書ければと思います。

個人的につらかったこと

個人的なお話しになり恐縮ですが、ベランダの駐車場の前で井戸端会議が始まることもあり、困っていた時があります。

1階に住んでいたので、これは結構つらかったです。

洗濯物を取り込もうとしても、その間窓を開けることもできず…(^^;

窓を閉めていても話し声がリアルに聞こえていました。

お風呂は外階段側にありましたが、学生さんが目の前でおしゃべりを始めると、お風呂に入りにくい時もありました。

よくここでも主婦の方々が決まった時間に井戸端会議が始まるので、通りにくいので外出も時間を考えたくらいで…。

井戸端会議などはどこの集合住宅でもあり得ることですが、賃貸物件だと管理会社に相談できたりもします。

家賃や管理費を支払ってますからね。

でも私が住んでいた官舎は「それが我慢できないなら住まないでください。」という雰囲気が強かったです。

入居する前にも言われたこともあり、相談しにくい時もありました。

とはいえ、よく注意書きが貼られていることもあったので、何かあったら管理人さんに相談することをおすすめします。

借り上げ宿舎は?

いろいろお話しをしましたが、上記は主に合同宿舎のお話しです。

ここで借り上げ宿舎に住んでいたお話しをします。

借り上げ宿舎は、国や地方自治体が民間のアパートやマンションなどを借り上げた宿舎です。

私は合同宿舎に比べると、借り上げ宿舎の方が楽に思えました。

住民は民間の方もいらっしゃり、ほぼ民間の賃貸物件と同じような感覚で住めましたからね。

でも自分で好みの部屋を選べないですし、アパートやマンションに同じ職場の方が住まれる場合もあります。

また古いアパートを紹介されるケースも多いです。

自分で物件を探すようになった経緯は?

私は合同宿舎の後、借り上げ宿舎のアパートに住みました。

たまたま主人の職場の方が同じアパートにいなかったので、民間の賃貸物件のように住むことができました。

築年数は古く、お風呂には追い炊きがないなど不便に感じた時もありましたが、合同宿舎にいた時の面倒なこともなくなり気が楽になりました。

転勤でここを引っ越すことになった時、また合同宿舎を紹介されたので、初めて自分で物件を探して住むことにしました。

官舎にいた時より家賃は上がりましたが、家賃補助も出るので助かっています。

短期間で物件選びをするのは大変な時もありますが、それでも自分で物件を選んだ方が気が楽です。

官舎に住みたくない…と思った時は

・独身の方で通える範囲であれば実家から通う
・自分で物件を探す

といった選択肢になるかと思います。

ちなみに官舎は面倒なことが多い、ペットを飼っている、などの理由で官舎に入らず自分で借りている方も結構います。

官舎でペットを飼いたい、と思っている方もいると思います。 ペットといっても犬や猫の他に、ハムスターなどの小動物、金魚や熱帯魚など、様々です。 また官舎も借り上げ宿舎に住む場合もあります。 今回は官舎とペットについて、お話しします。

まとめ

官舎のデメリットを感じて現在は自分で探した物件に住んでいますが、私も主人と結婚した当初は官舎の安さに魅力を感じていたときもありました。

あまり住居にこだわらない場合は、貯金ができるメリットもあります。

メリット、デメリットを考慮して検討してみても良いと思います。

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