プレミアムフライデーが実施されるようになってから、だいぶ経ちました。
国家公務員はプレミアムフライデーを取得している職員が多いのか…
その現状や年休などについて、書きたいと思います。
最近あまり聞かなくなった!?
主人がある月末の金曜日に…
「今日はプレ金だから、早めに退社した人もいるかもね。」
と言いました。
これを聞いて、すっかりプレミアムフライデーのことを忘れていた私は、
「そうだった…。今日はプレミアムフライデーなんだ!」
と、気づきました。
プレミアムフライデーが実施された頃は、時間を使って短期で旅行に行ける、早めに退社して習い事ができるなど…話題になりました。
野球がナイターだったとしても、早めに退社することで、観に行きやすくなります。
もちろん今でも取得している方がいると思いますが、最近はあまり聞かなくなったような気がします。
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プレミアムフライデーの明確な規定は?
プレミアムフライデーは、あくまでも推進、ということで、現在明確な規定があるわけではありません。
経済産業省及びプレミアムフライデー推進協議会では、ライフスタイルの変革を目指し、月末の金曜日に、日常よりも少し豊かな時間を過ごす「プレミアムフライデー」を推進しています。
「引用元:経済産業省 関東経済産業局」
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/ryutsu/premium_friday.html
それゆえ民間企業の場合、企業によりきり、になっているのが現状ではないでしょうか。
実際に早めに退庁してるの?
前置きが長くなりましたが、公務員のプレミアムフライデーについてです。
実施された当初は、一部の職員は取得していたけど、最近は取得している人が少なくなった、というのが現状です。
(理由は後程書きます。)
また今までプレミアムフライデーを、一度も取っていない職員も結構います。
公務員が早めに退庁する場合、年次休暇(年休)を取ってます。
これはプレミアムフライデーの時も同じなので、月末の金曜日に早めに退社するなら、年休を取って帰る形になります。
公務員の年休は?
公務員には年次休暇があり、基本的に1年間で20日取得できます。
年休が余ったら、限度はありますが、次の年に繰越すことも可能です。
実際に年休も意識しないとなかなか取らない時もあるので、プレミアムフライデーとして早めに退庁するというのは、良い機会になると思います。
上記で述べましたが、以前は一部の職員が取得していたプレミアムフライデーも、現在は取る人が少なくなってきています。
会社に勤めている友達がプレミアムフライデーを取る場合、それにあわせて取れば一緒に遊びに行けます。
でも平日の夕方までに、何かの手続きを済ませておきたい、
一人でぶらっとショッピングに行きたい時などは、必ずしも月末の金曜日でなくても良くなります。
月末の金曜日が忙しい時期にぶつかることもあり、都合に合わせて年休を取ったほうが、むしろ合理的です。
また公務員にも、就業時間があります。
勤務時間内に、役所の職員が全員いなくなるわけにはいかないので、全員一斉にプレミアムフライデーを取得、というわけにはいきません。
前回プレミアムフライデーを取ったら、今月は控えよう、という気持ちになることも…。
実際に公務員の年休は、時間単位で取れたりもします。
最初は推奨されていましたし、積極的に取得していた職員もいましたが…
上記の理由もあり、だんだんと取得する職員が減ってきているのが現状です。
そもそも年休は取りやすいのか?
プレミアムフライデーを取る職員が減ってきた、とお話ししましたが…
そもそも公務員の年休は、取得しやすいのか?
これについては、本省などは非常に忙しいですし、官公庁によっても異なります。
民間の企業だと、有給休暇が残っていても、なかなか取れないという方もいると思います。
取れたとしても希望日に取れなかったり、まとめて取るのが難しかったりもします。
公務員でも仕事の関係で多かれ少なかれこういうこともありますが、それでも民間に比べると、一般的に年休は取りやすいほうです。
福利厚生、という面では充実していると思います。
まとめ
最近はプレミアムフライデーという言葉を聞く機会が、以前より少なくなりました。
実施された当初は、国家公務員でもプレミアムフライデーを取得していた職員もいましたが、最近は少なくなってきました。
役所の職員が勤務時間内に全員いなくなるわけにもいかないですし、月末の金曜日が忙しい時期にぶつかると、午後3時で退庁するのが難しい時もあります。
また公務員には、年次休暇(年休)があります。
それゆえ、プレミアムフライデーというより、用事のある時に年休を取得する職員のほうが多いです。
最初は推奨されていましたし、積極的にプレミアムフライデーを取得する職員もいましたが、徐々に減ってきた、というのが現状です。
でも官公庁などにもよりますが、民間の企業よりは年休が取りやすい面もあり、福利厚生という面では恵まれているところもあります。
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