郵便の転送期間が過ぎたらどこに届く?注意したいことは?

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郵便局では手続きをすれば旧住所あてに届く郵便物等を、転送してくれるサービスがあります。

引越しをした時に便利ですが、転送期間もあります。

転送される期間や、その期間を過ぎた時はどこに届くのか、また注意点などをお話しします。

転送サービスは期間がある

郵便局の転送サービスを利用すれば、旧住所あてに届く郵便物等を、新住所に転送してくれます。

手続きは郵便局でもできますし、インターネットから申し込むこともできます。

私も引越しをする時、この転送サービスをよく利用します。

特に引越し前後は郵便物の行き違いが起こりやすいですし、無料で転送してくれるので便利だと思います。

すぐ「引越しはがき」を出せない時もあるので、転送してくれると安心感もあります。

でも転送サービスは、期間が決まっています。

転居届を出してから、一年間となっています。

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期間が過ぎた時は?

ではこの転送期間を過ぎたら、郵便物はどこに届くのかと言いますと…

旧住所ではなく、差出人に返送されます。

転送期間が過ぎてから年賀状をもらうと…

“前の住所に送ってしまった…。”

と、後から連絡がくることもあります。

最近はメールやラインで連絡をすることが多くなったので、引越しはがきを送ったり、連絡しても、住所の登録はそのままになってしまうケースはよくあると思います。

ですが転送期間は、新住所へ転送されるので、期間が終わって返送された時に…

“あれっ!?新しい住所になっていない???”

と、友人も気づくようです。

転送は更新できる?

郵便物等の転送サービスは、更新することができます。

更新する場合、2か月前から行うことは可能ですし、転送開始希望日も書くことができます。

ですがこの期間は、転送開始希望日からではなく、転居届を出した日からになりますので、行き違いがないように気をつけたほうが良いと思います。

登録も少し時間がかかるようなので、早めに行ったほうが安心です。

更新をずっと続けていくことはできますが…
できれば差出人の方に住所を変更してもらったり、必要な住所変更は行っておいたほうが良いと思います。

この件については、さらにお話ししていきたいと思います。

重要な書類もある

上記で述べた通り、必要な住所変更を行っていなくても、転送期間中は新住所に届きます。

でも転送の更新を行わないと、差出人に返送されます。

登録している電話番号に連絡をくれる場合もありますが、そのままになってしまうこともあります。

実際に私も必要な住所変更をせず、転送の更新も行っていなかった時、使用しているクレジットカードの書類が届かなかったこともありました。

なぜ届かなかったのか、調べてもらうと…住所不明で返送された処理になっていたようです。

クレジットカードなどの書類は、重要なので行き違いがあると困りますよね。

転送不要の郵便物は?


基本的に「転送不要」になっていなければ、転送期間中は新住所に届けてくれます。
(ゆうパックについては、後ほどお話しします。)

親戚からの現金書留も、転送されて送られてきたこともあります。
(転送不要にはしていなかったので…。)

逆に差出人の意向で出される「転送不要」の郵便物は、転送されないようになっています。
転送期間中であっても、差出人に戻されてしまいます。

「転送不要」と表示されている郵便物は、意外とよく見かけます。
クレジットカードの書類でも見かけますし、簡易書留などに表示されていることもあります。

このような書類は、確実性が重要になるので、そうなっているのはよく分かります。

先ほどお話ししたクレジットカードが届かなかった理由については、届けてもらったのが微妙な時期(ちょうど転送期間が終了する?といった時期)でしたので、転送不要になっていたからなのか、正直分かりませんが…。

いずれにしても、このような行き違いを避けるために、特に重要書類が届く可能性が考えられる会社(クレジットカード、保険、銀行など)は、住所変更をしっかり行っておくことは大切だと思います。

ゆうパックも転送してくれる?

「転送不要」となっていなければ、手続きをしていれば、郵便物を転送してもらえますが…
「ゆうパック」はどうなんだろう?と思ったことがあります。

というのは、転送期間だったのに、転送されなかった?ような経緯があったからです。

疑問に思ったので聞いてみると…
転送される場合もありますが、されない場合もあるとのこと。

う~ん、ちょっと微妙ですね。

他の郵便物は転送期間が過ぎたとしても、差出人に戻されますが、ゆうパックが転送されないと、旧住所に届けられてしまうこともあります。

旧住所にお住まいの方が、違うと言ってくれると、記載されている電話番号に連絡がきて、再配達してくれると思いますが、迷惑をかけてしまうことになります。

関連記事:別の人の宅配便が何度も届いてしまう時はどうする?

大切なことは?

私の場合ですが、基本的に転送期間は一年間にして、その後は更新していません。
引越しが多いので気が引けることもありますが、お互い正しい住所で送るのが一番というのと、きりがなくなってしまうからです。

ですが簡単に更新はできますし、便利な面もあるので、必要なら行っても良いと思います。
(更新は基本的に、何度もできるそうです。)

でもそれだけに頼らず、差出人の方に新住所で送ってもらうように協力してもらったり、必要な住所変更はしっかり行っておくと、トラブルを防げると思います。

まとめ

郵便局の転送サービスを利用すれば、旧住所あてに届く郵便物等を、新住所に転送してくれます。
特に引越し前後は、行き違いになりやすいので、利用すると便利です。

でも転送期間は転居届を出してから、一年間です。
転送期間を過ぎると、差出人に返送されます。

差出人の意向で出される、「転送不要」の郵便物は、転送されません。
簡易書留、クレジットカードなど、重要な書類も多いので、注意しましょう。
またゆうパックも転送されない場合もあります。

転送サービスは更新すれば、何年もできるので便利ですが、新住所で送ってもらうように協力してもらったり、必要な住所変更はしっかり行い、トラブルを防ぐことは大切だと思います。

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