国の機関や市役所等の常勤職員になるには、基本的に公務員試験に合格する必要があります。
ですが、試験に通らなくても、非常勤職員として勤務することもできます。
今回は官公庁の非常勤職員の応募や待遇等を、体験談を交えて説明します。
非常勤職員の応募は人気がある?
官公庁では、非常勤職員も募集しています。
一口に非常勤職員といっても、常勤職員に近い状態で働く職員(臨時職員など)の募集もあれば、パート、アルバイト的な募集もあります。
(官公庁によって、募集要項は異なります。)
私も非常勤職員として勤務していたこともありますが、人気があるようで、結構応募はくるようです。
応募する方は、20代の独身の方もいれば、主婦の方など様々。
お子さんがいらっしゃる方もいます。
非常勤職員と聞くと、女性が多いイメージはありますが、男性の方もいますよ!
私が応募した時も、男性の方もいました。
また公務員試験の勉強をしながら、その間勤めたい、という方もいます。
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どこで募集を探す?
ではどこで募集を探すのかと言いますと…
ハローワークで出ていることが多いです。
官公庁のホームページに募集要項がのっていることもありますが、ハローワークを通して…となっているところもあります。
実際に私もハローワークで応募しました。
まあ…ハローワーク自体も、常勤は国家公務員ですからね。
ハローワークはインターネットサービスで、仕事を検索できるので、興味のある方はまず、検索してみると良いと思います。
ハローワークに求職登録をしていなくても、求人検索はできます!
トップページから、「お仕事をお探しの方」を選択して、希望の条件を入力します。
基本検索条件の右下に、「詳細検索条件」があります。
「希望する産業」の大分類を「公務」、中分類を国家、地方のどちらかを選択すると、探しやすいと思います。
どんな募集がある?
調べてみるとわかりますが、就業時間も様々です。
時給のところもあれば、日給のところもあります。
またフルタイム、パート、それぞれ募集が出ています。
パートは扶養範囲内で働けるところが多いです。
国の機関、市役所、ハローワークなどの職員を募集しています。
だいたい期間(1年、3年など)が決められているところが多いです。
ちなみに主人の職場は、パートさんを雇っているとのことですが、時差出勤されているようです。
非常勤職員の待遇は?
待遇はどうかと言いますと…職場によって異なりますが、
時給や日給はそれなりにもらえる…と思います。
これは「臨時雇用非常勤職員給与等規定」にて、細かく決められていますが…
臨時職員だとボーナスも出ますし、パートさんでも、もらえるところもあります!
適用される職員であれば、退職手当も出ます。
通勤手当に関しては、該当する場合、限度額はありますがもらえます。
ちなみに私が勤めていたところは、通勤手当はありませんが、その代わりに日給は高かったです!
具体的に行っていたお仕事は?
事務職であれば、一般事務補助が多いです。
臨時職員の場合、常勤に近いお仕事もあれば、補助的な仕事もあります。
パソコン入力、書類の管理など…。
パート、アルバイトさんの場合も、事務補助の業務になります。
具体的な話になりますが、私は農水省の出先機関でアルバイトをしていました。
業務はデータ入力が主でした。
後は書類の確認、電話応対、コピーなどの業務が主でした。
また職員の方へのお茶出しや、会議の準備、お弁当の注文、大量にかけるシュレッダーをかけるなどの雑務もありました。
電話は私の部署では受けていましたが、アルバイト、パートは受けないところもあります。
忙しさ、大変さは?
業務は忙しくてコーヒーを飲む時間がない時もありましたが、しばらく手が空くこともあるなど、かなり波がありました。
大量コピーの依頼もあり、時間がかかることも多々ありました。
期限が決められていることがほとんどで、コピー室でずっと作業を続け、席に戻れない時もありました。
ですが、ずっと忙しいわけではなかったですし、一般企業に勤めていたので、それに比べると比較的楽なほうだったと思います。
その割には日給は高いほうだと思います。
とはいえ、先ほども少しふれましたが、採用されたとしても、期間が決められてしまう面もあります。
慣れたなぁと思った時には、契約終了になってしまうこともしばしば…。
そこでまた別の職場に応募する方もいます。
(民間よりも楽!という方もいて、また希望される方も…。)
まとめ
官公庁の非常勤職員は、給料や勤務時間、仕事内容など、勤務先によって異なります。
ですが民間の事務と比べると、比較的楽、という方も多いです。
募集はハローワークなどでよく見かけるので、興味のある方は募集要項をご覧になってみてはいかがでしょうか。
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